日本の制作会社も負けてない!『ポリゴン・ピクチュアズ』

日本でひときわ異彩を放つCGアニメーション製作スタジオに『ポリゴン・ピクチュアズ』があります。

 シドニアの騎士やスター・ウォーズ:クローン・ウォーズなどで海外の評価が異常に高いアニメスタジオですが、元々は『零~刺青の聲~』や『鬼武者2』『ストリートファイター4』といった人気ゲームのCGアニメーションや資生堂の整髪剤「HGスーパーハード」のテレビCMに登場するイワトビペンギンのキャラクター「ロッキー×ホッパー」などを担当していたというゲーム及びCMなどで力をつけていったCGアニメスタジオだったのです。最近では押井守監督、Production I.Gなどが製作を担当した映画『イノセンス』においても非常に表現性の高いCGグラフィックで、コアなユーザーの心を鷲掴みにしたことや、海外での評価が非常に高い漫画家弐瓶勉のロボットSF漫画『シドニアの騎士』のアニメ化を担当し、着実に評価を高めていっています。

 また劇場版「スカイ・クロラ」のマシングラフィックスやわかさ生活ブルーベリーアイシリーズの「ブルブルくん」などもこちらの製作会社が手がけております。

 

ポリゴン・ピクチュアズ参加作品

  • 『映像の先駆者』シリーズ《1984 - 1987年》
  • 『スーパーパワーリーグ』パッケージ用CG《1993年》
  • 『スーパーパワーリーグ2』パッケージ用CG《1994年》
  • 『資生堂 HGスーパーハード CM』シリーズ《1995 - 1997年》
  • 『イワトビペンギン ロッキー×ホッパー』シリーズ《1997 - 1998年》
  • 『ポリゴン家族』《1998年》
  • 『クロコタイヤ』《1999年》
  • 『デジタル所さん』日本テレビ《2000 - 2001年》
  • 『いないいないばあっ!』「つみきでどうぶつ」NHK教育テレビ《2001 - 2010年》
  • 『SHOWBIZ COUNTDOWN』テレビ愛知/テレビ東京系《2001 - 2010年》
  • 『鬼武者2』《2002年》
  • 『ウルトラマンコスモス2~THE BLUE PLANET~』映画《2002年》
  • 『ミニモニ。じゃムービー お菓子な大冒険』映画《2002年》
  • 『劇場版サルゲッチュ 黄金のピポサル・ウッキーバトル』映画《2002年》
  • 『イノセンス』映画 Production I.G 押井守監督作品《2002年》
  • 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス~THE FINAL BATTLE~』《2003年》
  • 『Jリーグ ウイニングイレブンタクティクス』コナミ《2003年》
  • 『げんきげんきノンタン』「まいごはだ~れ?」「だいすきABC」「コロコロことばいえるかな?」日本コロムビアDVD《2003年》
  • 『いないいないばあっ!』「のりものダンボール」NHK教育テレビ《2003 - 2006年》
  • 『資生堂 オードレシピ薬用しろはだ水CM「美白の妖精」篇』《2004年》
  • 『フォーラムエンジニアリング テクノアーティストCM「ピアノ」篇』《2004年》
  • 『バンダイ PSPルミネスCM「サイレントフィーバー」篇』《2004年》
  • 『ダークチャペル』「東京ジョイポリス」アトラクション《2004年》
  • 『げんきげんきノンタン』「はっぱっぱカルタだれのこえ?」「はみがき しゅこしゅこ」「うたおう!クリスマス」日本コロムビアDVD《2004年》
  • 『ギャラクシーエクスプレス999』「エプソン_品川アクアスタジアム」アトラクション《2005年》
  • 『ヤマトホームコンビニエンスCM「新引越らくらくパック」篇 /「新単身引越サービス」篇』《2005年》
  • 『零~刺青の聲~』テクモ《2005年》
  • 『めざめの方舟』愛・地球博パビリオン 押井守監修《2005年》
  • 『SAMUROID ZERO』《2006年》
  • 『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』日本テレビ《2006年》
  • 『文化シャッター エア・キーパー大間迅CM「バグズ・アタック」篇』《2006年》
  • 『わかさ生活 ブルーベリーアイCMシリーズ』《2006年》
  • 『DEAD OR ALIVE 4』「ハヤテ」篇「エレナ」篇エンディングムービー テクモ《2006年》
  • 『DEAD OR ALIVE XTREME 2』テクモ《2006年》
  • 『KOF MAXIMUM IMPACT 2』SNKプレイモア《2006年》
  • 『げんきげんきノンタン』「がんばるもん」「いたいのとんでけ~☆」日本コロムビアDVD《2006年》
  • 『BUMP OF CHICKEN 花の名 PV』《2007年》
  • 『BONEHEADS』《2007年》
  • 『いないいないばあっ!』「ことちゃんアニメ」NHK教育テレビ《2007 - 2010年》
  • 『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』映画 Production I.G 押井守監督作品《2008年》
  • 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』映画 Production I.G 押井守監督作品《2008年》
  • 『ストリートファイターIV A NEWS BEGINNING』カプコン《2008年》
  • 『モンスターファームラグーン』テクモ《2009年》
  • 『バイオハザード5』カプコン《2009年》
  • 『CHEMISTRY Period PV』《2009年》
  • 『げんきげんきノンタン』「でかでかありがとう」日本コロムビアDVD《2009年》
  • 『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』映画 Production I.G《2009年》
  • 『彼岸島』映画《2010年》
  • 『METROID Other M』任天堂《2010年》
  • 『HANABEAM by HIFANA PV』《2010年》
  • 『いないいないばあっ!』「このくもなあに?」NHK教育テレビ《2010年 - 》
  • 『今夜もドル箱S』テレビ東京《2011年》
  • 『NISSAN×dwarf 「PLUG,OUR NeW WORLD」』 THE PLANET ZERO Movie Theater《2011年》
  • 『マイブリッジの糸』映画『マイブリッジの糸』公式サイト《2011年》
  • 『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』ハズブロ テレビ愛知/テレビ東京系《2011年 - 2013》
  • 『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』カートゥーンネットワーク NHK教育テレビ《2011年 - 》
  • 『トロン:ライジング』ディズニーXD《2012年 - 》
  • 『ストリートファイター X 鉄拳』カプコン《2012年》
  • 『ロリポップチェーンソー』角川ゲームス《2012年》
  • 『デジタリアル ライブステージ』「東京ジョイポリス」プロジェクションマッピング《2012年》
  • 『恐竜ドミニオン』Androidアプリゲーム コロプラ《2012年 - 2014》
  • 『Caretta Illumination 2012「リュミエの森」』カレッタ汐留 プロジェクションマッピング《2012年》
  • 『きいろいゾウ』映画 アニメーションパート制作《2012年》
  • 『げんきげんきノンタン』「スプーン たん たん たん」日本コロムビアDVD《2013年》
  • 『爆獣合神ジグルハゼル』アニマックス《2013年》
  • 『シドニアの騎士』《2014年》
  • 『スターチャイルドムービングロゴ』《2014年》
  • 『The Powerpuff Girls:Dance Pantsed』ミュージックビデオ制作 [2014年]
  • 『いないいないばあっ!』「クレヨンちゃん」NHK教育テレビ《2014年 - 》
  • 『Sacred3』Deep Silver《2014年》
  • 『戦国かぶき道』Androidアプリゲーム コロプラ《2013年 - 2014年》
  • 『シーフ』Square Enix & Eidos-Montréal《2014年]
  • 『山賊のむすめローニャ』《2014年]
  • 『ツムツム』 ディズニー・チャンネル《2014年]
  • 『劇場版 シドニアの騎士』《2015年》
  • 『シドニアの騎士 第九惑星戦役』《2015年》

オススメ作品

 非常に大人向けのCGアニメを製作しているスタジオではありますが、最近公開したシドニアの騎士、そしてその劇場版、その続編にあたる『シドニアの騎士 第九惑星戦役』などは非常にオススメ出来る作品です。マシンの戦闘だけでなくCGアニメだからこそできる音響効果に非常に拘って作られておりました。他にも『トロン:ライジング』や『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』『トランスフォーマー プライム』といった海外作品のCGアニメ化版も制作しており、こちらに関しては大人も子供も楽しめる作品に仕上がっておりますので、よろしければ一度ご視聴してみることをオススメ致します。

最後に

 日本ではあまり受け入れられていたとは言いがたいフルCGアニメーションですが、トゥーンシェーディングなどの技術の確率によって、最近になってからようやく市民権を得ていっています。技術的に簡単だとか、手抜きだとか思われがちなフルCGアニメですが、勿論作画自体にかかる時間はこれまでより減ったのかもしれません。しかし、これまでのアニメーションになかった大変さが、それぞれの製作者を悩ませていたそうです。それぞれのキャラクターのモデリングを作ることも、それをしっかりとした演出で、見せることも決して楽なものではないのですね。

 そんなフルCGアニメがこれから、「手抜き」だったり「子供向けの質の低いアニメ」だという印象を払拭し、どんどんと良作を生み出し、国内外問わず高い評価を打ち出し、興行収入においても満足のいける結果を残していけたらなと、切実に思います。

参考文献

http://matome.naver.jp/odai/2134233501629630401

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